実施設計
VEや打ち合わせによって生じた修正を加えながら、施工に向けてより詳細な図面を作成します。これを「実施設計」と呼びます。
実施設計では部分的に拡大した大きい縮尺の断面詳細図の他、図面で伝わりにくい箇所はスケッチを描くこともあります。これらをもとに、施工業社に発注をかけます。この際、図面を見ながら施工方法の確認をするのですが、必ずしも図面の通りに作ることを強要するのではなく、見えがかり（表面的な意匠・スタイリング）や機能に影響がないのであれば施工業社がつくりやすい方法を採用していきます。反対に、意匠・機能に支障をきたすような方法は却下せざるを得ません。クライアントにO.K.をいただいたデザインを安易に変更するわけにはいかないのです。
/ newer post 設計監理
/ older post 金額調整